(1)協会の設立

 鉄筋コンクリート管に直接推力をかけて推進するオーガ掘削1工程式の工法としての技術を確立し、1980年12月、施工業者とメーカーの8社でホリゾンガー推進協会が発足した。

 ホリゾンガー工法は1985年には建設省(現国土交通省)の歩掛、小口径管推進工法オーガ掘削工法として採用されるに至った。

 一方,1987年 7月にエンビライナー工法は低耐荷力の塩ビ管に推力をかけずに1工程式で推進する工法として、エンビライナー工法研究会により開発され、1988年 7月にはエンビライナー協会として会員13社をもって設立された。

  エンビライナー工法は1988年 10月には、ISTT(国際非開削技術協会)の主催による NO-DIG国際会議で、数多くある全世界の非開削技術の中から「非開削技術のノーベル賞」とも言われている"NO-DIG賞"を我国で初めて受賞するという快挙を成し遂げた。

  このように小口径管推進工法として高耐荷力方式・低耐荷力方式でともにトップランナーの地位を築いた両工法が、平成13年4月に統合し、新たにエンビ・ホリゾン推進協会として発足した。



(2)協会の目的

 本協会はエンビライナー工法、ホリゾンガー工法、プレストーン工法(以下本工法という)の普及・発展および本工法に関する技術の向上、研究開発に努めることにより、工法の健全な発展を図り、もって公共の福祉に寄与することを目的とする。


(3)協会の事業

 本協会は前項の目的達成のため次の事業を行う。

  1 本工法の広報普及
  2 本工法の設計法、積算方法、施工法の確立
  3 本工法の改良開発
  4 本工法に関する調査・研究および関係資料・図書の刊行
  5 その他本協会の目的達成に必要な事業

 








(1)総会・理事会・委員会等の開催

  1 定時総会
  2 理事会
  3 委員会

 

(2)広報活動

 全国都道府県及び、各市町村の下水道普及率の向上に寄与するため、工法普及、及び啓蒙活動を実施、採用都市及び工法の発注量を増やし、全国津々浦々に普及拡大していく。

  1 展示会等の開催 :下水道展他
  2 工法・積算資料等の説明会、講演会、現場見学会等の開催
  3 業界新聞、業界誌等への広告掲載、工法紹介記事の投稿
  4 工法等の問い合せ(施工法、管材、機械)の受付、調査検討、回答、施工会員の紹介

 

(3)積算、施工計画、設計等に関する業務

  1 積算・工法資料等の作成、提供(官公庁、コンサルト、会員他)
  2 施工検討書、施工見積書、管許容耐荷力計算書の作成、提供(官公庁、コンサルト、会員     他)

 

(4)調査研究活動

 調査研究活動等を継続実施し、より一層の工法の信頼性向上を計る。

  1 施工法・管材・機械の改良、研究
  2 他工法の調査、研究

 

(5) 施工技術講習会等の開催

 会員向けに、施工技術講習会等を開催し、施工等について会員全体の施工技術向上を計る。

 

(6)関係諸団体活動への参加

 (社)日本下水道協会、(社)日本下水道管渠推進協会、日本非開削技術協会等の開催行事に参加する。

 

(7)親睦活動

  1 会員相互の親睦、情報の交換、技術の研鑚等により、会員間の親睦を計る。
  2 会員名簿を作成し、会員の便宜を計る。

 


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