沖縄の地層は概して硬質な石灰岩や泥岩が多く分布し、推進の施工には非常に施工技術を要する難しい現場が多く、今回、土質がスパンごとに変わる石灰岩、泥岩層の推進を行いましたので、その施工例をご報告いたします。 【工事概要】 ◇場所 :沖縄県 ◇工法および機種:小口径塩ビ推進工法(エンビライナー工法SH-355型) ◇管種・管径:VP、呼び径φ200o 管長L=2m ◇推進延長:L=193.82m(最長51.09m) ◇土質条件:琉球石灰岩、泥岩、粘性土 ◇N値:5〜50 ◇湧水:なし ◇立坑:発進側(4m×2.4m 親杭横矢板) ◇到達側(2.4m×2.4m 親杭横矢板)
【施工状況】 本工事の現場は、琉球石灰岩・泥岩・粘性土と硬軟入り混じる土質のため、先導管やヘッドの選定が非常に難しい状況であった。 琉球石灰岩は、一軸圧縮強度30〜40N/o2のため、ディスクカッターヘッドを使用し、泥岩(一軸3〜4N/mm2)にはビットカッターヘッド、粘性土には標準ヘッドを選定採用し、それぞれの推進に備えた。 位置検出を確実に行い、方向修正に留意し、さらに掘削添加剤の使用量の調整など、施工管理を確実に行い、推進を完了した。 |
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