サンライナー『SEH−508型』による塩ビ管φ500mm、φ400mmの施工をご紹介致します。 土質はN値3の砂質土で、土被り約3.2m、地下水位がGL−2.5mと水頭差が小さいものの流動性が大きいと思われた。 路線延長は約130.1m、2スパンで、塩ビ管φ500mmが78.4m、φ400mmが54.0mで泥土圧方式で施工した。 1スパン目φ400mmは、20m付近で先導管が目詰まりをおこし締め付けられ、推力が最大24ton加わりながらも施工完了した。 2スパン目φ500mmは、施工が困難と予想されたがメーカ(サンワマトロン)に先導管外部注入部に逆支弁の取り付けを依頼。滑材・添加材の注入量に目を配りピンチ弁と併用し、締め付けもなく目視によりスムーズに施工できた。 【工事概要】 工事場所:福岡県 工期 :平成15年8月〜9月 施工 :日本地下工業(株) 土質 :砂質土、N値3 土被り :約3.2m 勾配 :約2.0パーミル 管径×長:φ500mm×1m、φ400mm×1m 管種 :推進用硬質塩化ビニル管 SUSカラー付直管 工法 :泥土圧方式一工程式 推進機種:SEH−508型 路線延長:約132.4m、2スパン、最大78.4m(φ500mm) 発進立坑:φ2,500ライナープレート(両発進) 到達立坑:φ500mmが既設3号人孔 φ400mmがφ1,300ライナープレート |
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写真−1 φ500mm先導管 写真−2 φ500mm先導管吊降ろし 写真−3 φ500mm塩ビ管推進 写真−4 到達 |
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