エンビライナー工法『SH−456型』によるエンビ管φ450mmのディスクカッタを使用した礫質土の施工を紹介致します。 土質はN値16の礫質土、水頭差が約2.3m、土被り約4.7m、路線延長18.3m、泥土圧方式一工程式で施工致しました。 立坑掘削時に60mmから100mmの礫が出てきたため、事前に現場から礫を持ち帰り、万力で挟んだり、ハンマーでたたいたり、独自に礫を破砕して礫の硬さを把握して、ディスカッタ式先導管を用意し現場施工に臨みました。 発進立坑は、止水坑口を先(外付け)に出すように取り付け、接続作業スペースを確保、添加材は、注入しないと詰まる、修正効かないなどの弊害があるため、ネオモール系を使用しました。 先導管が重いのが幸いし、方向修正も上手くいきました。発進はφ2,000mmの円形立坑で、到達は2号人孔より分割回収しました。
(工事概要) 工事場所:茨城県 工期 :平成16年12月〜平成17年9月 施工 :中川ヒューム管工業 推進延長:18.3m 土質 :砂礫、N値16 水頭差 :約2.3m 土被り :約4.7m 勾配 :約2パーミル 工法 :泥土圧方式一工程式 管種 :φ450VM管 管径×長:φ450mm×1m 推進機種:SH−456型 発進立坑:鋼製ケーシングφ2,000mm 到達立坑:2号人孔 |
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写真−1 礫の状況 写真−2 搬入 写真−3 エンビ管の推進 写真−4 エンビ管の推進 写真−5 ディスクカッタの到達
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